ここに至る経緯、ご報告

3月21日は休業いたします

今後の休業予定は3月29日・30日・31日・4月1日です

秘密にしすぎて、ネタがたまりすぎてどこから手をつけたら良いのかわからなくなってきている新店舗。

まずは、場所からお知らせしようと思います。
場所は三条小橋のあたり。
座和民の隣のビル・地下一階でございます!

工事初日。わが押小路釜座感覚で100倍くらいの人通りアンド交通量から、大工さんのバンを停めたりできるだろうか…と心配してたけど駐車できてます。

地下一階?
ピーンときた方は京都通。(なのかしら…)
そこに5,6年ほど前まで、射手座という立体芸術専門のギャラリーがありました。

去年の某月某日。下見の様子

実はその射手座、京都ではなかなかの有名ギャラリーだったのです。

といっても、京都人でない私は知らなかったのですが、実は結婚当初、三四郎が「射手座ってギャラリーが閉まったんやけど、あそこで何かできたら面白いんやけどな〜」という話をしていたのです。
たまたま、偶然。

それから幾年月、私たちはセブンの跡地にてマドラグを開業し、まあその開業の頃色々ありましたので、夫婦2人で暮らせていけるなら万事OK。先の事はわからないけど、のんびりはじめましょう。と正直思っていたのです。

しかしひょんな事から、射手座の関係者の方と知り合いになり、「射手座の場所で何かできないか」という話になりました。最初は将来の夢的な軽ーい話だったのでそれならお手伝いしますよ〜と最初は言っていましたが、結果、私たちが喫茶店を作る事になりました。

しかし、弱小喫茶店マドラグの経営もままならないですし、先立つものもいるわけで、計画は来年までのばそうという事に。
一応、そうゆう事はちゃんと考えて、計画を温めていた(つもり)のですが。

その間、俺たちの2012年は一度きりダゼ!というわけで、余裕綽々で


フォルクスに行ったりとか(あこれはでも年の瀬だな…)

河原ではしゃいだりしているうちにあっという間に年を越し2013年。
月日の経つのは早いですね…

先述のとおり、マドラグ開業の頃は色々あったため精神的にも色々と大変だったのですが、その間に沢山の出会いがあり、仲間が出来、こうやって2店舗目を実際に準備する段階まできたわけです。
そもそも私たちはこのセブン跡地で喫茶店を始めたことで、当初はたまたまイメージにもあった素敵な物件と巡り合えたわ。などと思っていましたが、これまたご縁により洋食屋コロナのタマゴサンドを受け継ぐことになったりと、こうゆう身近な文化を受け継ぐのっていい事なんだね〜と考え始めました。

コロナのはらさんと。

重要文化財の町家とか、歴史的建築、とか、そうゆうものはある程度国や市が守ってくれますよね。

でも町の古い喫茶店は?
思い出がつまってる洋食屋は?
しょっちゅう行かないけどなくなったらさみしいな、とは思うものの、残していくのは難しい。
そうゆうものって意外と愛されてて、いざ閉店してしまうとあっという間に取り壊し、ああまた駐車場になっちまった…とわりと多くの人間がうらさみしい気持ちになってたりするという事を、セブンとコロナの体験から私たちは知りました。

そうゆうものをうまく残せる方法はないだろうか…
もちろん、借家だったり持ち主不明だったり、建物の老朽化だったり、色々と難しい問題も付属するわけなんですが。

セブンの時は古い喫茶店を蘇らせるという視点でしたが、今回は大げさに言うと「ここに射手座っていうギャラリーがあったんですよー」というランドマーク的な役割も果たせたら良いなと考えています。

それには恰好良いお店をつくらなくては!
実際、ギャラリーだった内部はかなりシンプル。イメージは出来たものの、工事につきっきりは難しい現状。
お手伝い部隊は

先日もお伝えしたよっしー&りっきー。この2人には、新店舗でお仕事してもらいまーす!

後に腰痛に拍車をかけるガガガと破壊するアレ

真っ白の壁を取り払い、打ちっぱなしが出現すると思いきや

なんか白う塗ってある…中途半端に。

しみずさん曰く「水墨画みたいやね〜」と。確かに…これが意外としぶとくて、ふいても削ってもとれない。

己の進む道を見失い始めた一行は、デカダンな日差しのなかみんみんでランチをとるのであった

削る・スプレーをふってみる・ごまかしてみる等々、色々試したあげく、グレーに塗る事になります。
そして久々に登場の

三四郎父(右)!お父さんには工事の終盤、大仕事が待ってまーす

これ塗ってた当初ははたしてこのグレーが正解なのかどうなのか、全く見えなかったのですが改めて写真を確認すると塗っといてよかったなと思いますね。

さて、次回も工事の様子の続きをレポートしたいと思います。

棟梁の残していったメモ。(とある装置の位置でトイレのドアが設置できなくなったのであった)←解決済み
棟梁の味のあるメモも次回に続く。

もうひとつお知らせ!
3月22日、我が押小路ストリートに新しいお店がオープンするのです!
お店は押小路富小路西入付近、JUNGLE CAVEというお店。
店主は

マドラグの工事をお手伝いしてくれたみんとくん。ワイルドアドベンチャーな料理を作ってくれるのです。
優しくって力持ちー。
そして

まさくんがホール担当。という観た感じからもわかるように、今主流のシャビーシックもしくはインダストリアルな軟弱カフェとは一線を画す、野性味あふれるますらお系なのですねー。
というわけで、レセプションパーティにお邪魔してきました。

タマゴはさみすぎ症候群寸前、疲弊しきった体に自家製ジンジャーエールが染み渡ったのであった。
お料理もまだまだ沢山出てきてましたが、撮るの忘れてた…
美味しかったです!ごちそうさま!

元さらさのみんとくん&まさくんのお店とあって、久々の面々に再会しました!

毎回言ってますが、このように押小路に着実に店を増やすように促し、アーケード化して河原町⇔堀川で商店街とかになってですね、人通りが増えたりしたら、私たちがいやちゃうわ皆が幸せになるんじゃないかと思います。