台風の中BBを語る

朝から風がすごいです。

そんな中、屋根補修の為の足場を組みに足場屋さん(?)が来てくれました。
悪天候でもやるんですね・・・よく考えたら当たり前かもしれないですが、台風でも決行されるとは。

とかいいながら、何故か写真がありませんねー。
実は私はまたまた書類等の地味な作業なので、現場作業のお手伝いは仕事の合間を見てサンシローにやってもらっています。
文字通り馬車馬のように働いております。
がんば!
さてさて、とても気が早いですが、今日は la madrague の店名の由来を記しておこうと思います。


大好きな、ブリジット・バルドー(以後BB)。
60年代頃、BBがサントロペに購入した別荘というか、別宅?のような場所の名前が la madrague です。

同名をタイトルにした歌も出しています。

本来は地名ではなくて、漁業につかう網の名称らしいんですが、現在はどうやら同名のホテルとかもあるみたいなので、その周辺を指すようですが・・・

ずばり行ったことはないので詳細はわかりません!!!

とにかく、BBはそこで夏の間過ごすのを楽しみにしていたらしい。
でもしょっちゅう設備が故障したり、観光客がBB目当てに押しかけたり、ブーブー言って売り飛ばしてやる!とか何回もゆってるんですが、結局わりと大事にしていたようです。

現在は、動物愛護団体に寄付されてBBの持ち物ではないそうですが。

そんな感じで、大事にしてるんだか何なんだかわからない所や、マドラグにて撮られたBBの写真がどれも素敵でリラックスしていて、なんだかんだ言ってマドラグで過ごす事を楽しみにしていた所が良いなと思いこの名前に決めました。

とかエラソーに言って、ほんとにあちこち故障したりしたらどうしよう。
ありそうで恐い。

ところでこの la madrague を知ったきっかけのBBの自伝があるんですが、お勧めです。左。

大物俳優や当時の恋人をけちょんけちょんにディスったり突然ジョークっぽい事が書いてあったり、おちゃめな感じで笑えます。
ゴダールとかも結構言いたい放題言われてます。

なかでも、マリリン・モンロー(以下MM)に初めて会った場面がすごくすてきです。
BBはMMの魅力に圧倒されて、彼女のようになりたい!とまで言っています。BBの状態で満足できないとは。隣の芝生は青い。

私はこの部分を読んで、マリリン・モンローの事がさらに大好きになりました。
長くなるのでまた別の機会に。

セルジュ・ゲンズブールのくだりもせつないです。
そして実はBBは、デビュー前のジェーンバーキンに会っているんですねー。
すごいですねー。(淀川長治さんみたいな文ですねー)
色々な意味で運命的。
好きな方は、ここだけ抜粋して読んでも良いかも。
ただし目次がなく数字のチャプターわけがしてあるだけなので、抜粋する為に結局全部読むハメになりそうですが。

ちなみに右は、BBの最初のだんなさんロジェ・ヴァディムの自伝。BBの自伝の訳者あとがきに、比べて読むとおもしろいよと書いてあったので本当に読み比べました。

お互い自分に都合の良い書き方になってて笑えます。

毎回本の事書いてますが、誰も興味が無くとも地道にしつこく紹介していこうと思います。

そして明日は現場にお手伝いに行く予定なので、まともな写真を撮ってこようと思います。